多様な学術研究が展開されている基盤科学系?基盤教育学域では、構成員の研究から導かれた知が、本学のイノベーションの源泉として貢献することを目指しています。
その視点から考えると、各構成員が、研究の「挑戦性」「総合性」「融合性」「国際性」に関して、どう取り組むべきかが課題となります。
このうちの「総合性」あるいは「融合性」に力点を置いた取り組みとして、基盤科学系では、平成29年度から『基盤科学セミナー』を実施しています。
学系構成員が、学系内及び学系内外の参加者に向けて、自身の研究を紹介する場を設け、分野を超えた参加者との対話を通して研究を深め、発展させるきっかけを得るとともに、様々な分野の研究との融合の可能性を探るのがねらいです。
今年度からは、規模を拡大し、基盤科学系?基盤教育学域共催としました。みなさまのご参加をお待ちしております。
- 日 時
- 2025年6月25日(水)15:00~16:30
- 内 容
- 演題:計量経済学とは
講師:人見光太郎(基盤科学系 教授)
今回は、おそらく多くの方にとってあまり馴染みのない「計量経済学」についてご紹介します。
Wikipediaでは、計量経済学は「経済学の理論に基づいて経済モデルを構築し、その妥当性を統計学の手法によって実証的に検証する学問」と説明されています。
ただし、より狭い意味での計量経済学は、こうした実証研究そのものではなく、経済理論を検証するための統計的な推定方法や検定手法の開発に焦点を当てた学問分野と捉えられます。
本セミナーでは、計量経済学の発展を経済理論の歴史と関連づけながら概観し、その中で私自身がこれまで行ってきた、あるいは現在取り組んでいる研究内容についても交えてお話ししたいと思います。
- 開催方法
- ①現地開催
京都工芸繊維大学松ヶ崎キャンパス 2号館 0223講義室
[会場へのアクセス]
②オンライン
下記のリンクよりご参加ください(事前登録不要)
WebEx ミーティングリンク https://cis-kit.webex.com/cis-kit/j.php?MTID=md5a8ffd6f3d7d6c1439e882cf367664f
ミーティング番号:2512 645 4037
ミーティングパスワード:ENzMTXMu326
- 参加費
- 無料(事前登録不要)
- お問い合わせ先
- 京都工芸繊維大学 基盤科学系 数学事務室
TEL:075-724-7303
E-mail:fueki[at]kit.ac.jp(※[at]を@に変換してください)