KIT-ASEAN Joint Symposium 2025を開催しました

 令和7年1月9日~10日、KIT-ASEAN Joint Symposium 2025をチェンマイ大学(タイ)で開催しました。本シンポジウムは、平成14年から実施してきた日越セミナーの後継事業であり、今回で21回目となります。
 本シンポジウムを含む、日本、ベトナム、タイ、カンボジアの4ヶ国間の研究交流ネットワークを強化する取組みは、平成30年度に続き、日本学術振興会(JSPS)の令和5年度研究拠点形成事業(Core-to-Core Program)に採択(令和5年度~令和7年度)されています。
 今回は、本事業のタイ拠点であるチェンマイ大学で同シンポジウムを開催しました。本学からは、研究代表者を務める福澤理行 准教授(情報工学?人間科学系)や亀井加恵子 副学長?国際センター長のほか5名の研究者が参加しました。また、ベトナム、カンボジアの6機関から9人の研究者をチェンマイ大学に招へいしました。
 チェンマイ大学のBannakij Lojanapiwat医学部長による開会挨拶、日本学術振興会バンコク研究連絡センターの大谷吉生センター長による来賓挨拶に続いて、本学の野村真 学長補佐(応用生物学系教授)による基調講演「Exploring the origin of human biodiversity: towards the future medical engineering in Anthropocene」が行われ、参加者たちは熱心に耳を傾けていました。
 その後、3セクションに分かれて計40件の研究発表が行われ、20年かけて構築してきたネットワークを活かした活発な議論が繰り広げられ、盛況のうちに閉幕しました。
 令和7年度はベトナムのハノイ医科大学で、同シンポジウムを開催する予定です。

  • 亀井加恵子 副学長?国際センター長(前列中央)らの
    集合写真

  • 大谷JSPSバンコクセンター長による来任挨拶

  • 野村 学長補佐による基調講演

  • 閉会式の様子

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