新素材イノベーションラボ

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 新素材イノベーションラボは、平成30年10月の研究力及び産学連携機能強化の一環として重点研究「ラボ」として、材料のもつ階層構造を巧みに分子設計?材料設計した超階層デザインにより、従来の有機高分子材料では不可能な電子?光学?熱特性と、従来の無機材料(セラミックス)では不可能な成形加工性と自在設計性、ならびにナノ材料のもつ特異性を、併せ持つ革新的高分子?複合新素材の国際的な創出研究拠点として発足しました。また、平成30年度文部科学省「先端研究基盤共用促進事業?新たな共用システム導入支援プログラム」により、複数学系の教員や複数専攻の大学院生が結集して、共同で研究する「オープンラボ」を設置し、「高分子?繊維材料」、「有機材料」、「セラミックス」、「ナノ材料」に関する装置を集約?共用化するとともに、装置開発を共同で行ってきた総合分析評価?装置メーカーと協力して、今までにない新しい「シェアラボ」を構築し、「新素材開発」、「人材育成」を推進しています。

 本ラボでは、本学の重点分野の「高分子?繊維材料」を基軸に、「材料の階層を越えた機能や性能の発現」とともに「人の階層を超えた交流によるコミュニケ―ション」および「分野を超えた和合」を包含する「超階層ネットワーク」によるKITならではの次世代マテリアルに関する新領域を創発する研究拠点の構築を目指しています。新規材料開発に関する最先端研究を軸とした海外ユニット誘致を中心とした国際連携を推進しています。「産業振興、地域振興の側面から地域や産業との連携のもと、企業との一層の共同研究を加速するとともに、「異分野の研究交流」を通して若手研究者や大学院生の人材育成および企業研究者のリカレント教育を推進しています。

教員
ラボ長 教授 中 建介
副ラボ長 教授 則末 智久

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