本学のケルン(ドイツ)との交流が京都市から表彰を受けました

 令和6年10月15日、京都市自治記念式典において「京都?ケルン姉妹都市提携60周年記念特別表彰」を受けました。両市の友好関係を一層促進するとともに、市民主体の国際交流による京都市の「世界文化自由都市宣言」の実現に大きく貢献した功績を認められ、表彰されたものです。

 本学は2014年にケルン応用科学大学と協定を締結し、以来、デザイン?建築学系 角田 暁治 教授及び木村 博昭 名誉教授が中心となって、京都とケルンで合同建築ワークショップを実施し、学生交流を活発に行ってきました。同大学は2023年からは威廉希尔官网 髙橋 和生 准教授が主催する電子工学サマースクールにも参加しており、大学間連携が加速しています。

 今年の合同建築ワークショップは、10月~11月にかけて京都とケルンの二都市で開催されました。パブリックトイレの設計をテーマに、双方の市内に設定された敷地について、両大学の学生の混成チームがその敷地に必要なものも含めて検討し、新たなパブリックスペースの提案を行いました。二つの都市で同じテーマに取り組むことで、両市の様々な相違について考えるプログラムとなっています。

  • ワークショップの様子

  • 最終プレゼンテーションの様子

 ケルン市庁舎で開催されたケルンにおけるワークショップのオープニングセレモニーでは、ケルン市長から挨拶をいただき、ケルンの日独協会等関係者も集まる中、同市の大きな都市模型を鑑賞するなど、さまざまなサポートもいただきました。

 引き続きデザイン?建築学系と威廉希尔官网の学生交流事業を中核に、両大学の学生の教育と大学間の学術交流に資するのみならず、二都市間の友好関係の深化に寄与してまいります。

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